オブラディン号の帰還(Return of the Obra Dinn)考察

ゲーム攻略
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※ネタバレ有で本編の考察を行っていきます。一個人の考察なので参考程度に。

オブラディン号の帰還とは

舞台は1800年代初頭。プレイヤーは保険調査官となり、乗員乗客60名が消えたオブラディン号に乗り込み調査を行うゲーム。

依頼人からは手記と懐中時計が渡されており、手記には乗組員名簿と乗組員のスケッチが収められている。

懐中時計は船上の痕跡(残留思念)から、乗組員らの死の瞬間を見ることが出来る不思議な機能が備わっており、死の瞬間の周囲の状況や、直前の周囲の会話などから、その瞬間に登場する乗組員たちの関係性などが推察できる。

懐中時計を使い、様々なシーンで得た情報から「スケッチの人物は名簿上の誰で」「どういう原因で死んだか(もしくは生存しているか)」を推理して手記を完成させていく。

と、ざっくりとしたゲームの内容がこんな感じ。

上記PC、Switchの他にPS4やXbox Oneでも発売されてます。

プレイした感想

初見プレイ、攻略等無しで約24時間で全員情報を特定してクリアすることができました。他サイトも少し除きましたが大体20〜30時間程度がクリア目安になるようです。

出来る限り一気にプレイすることを推奨します!時間が空いてしまうと、その時点まで自分の頭に蓄積されていた情報が飛んでしまうので。。。。

以下、考察です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考察 ※以下ネタバレ含む。閲覧注意。

物語の中心となるのは何と言っても「貝殻」と「箱」です。不思議な力を持つ箱と貝殻を略奪しようとするもの、箱と貝殻は危険であると唱えるものなど、様々な考えを持つ登場人物が居ましたが、貝殻に呼び寄せられた怪物と貝殻に対しての人々の考えが交錯した結果、オブラディン号を含めて破滅することになります。章ごとに考察を進めていきます。

Ⅰ.崩れた積荷

1章ではピーターズ兄弟の兄、サミュエル・ピーターズが事故で荷物の下敷きとなったシーン。

Ⅱ.死に至る病

2章ではインド人の甲板員、ソロマン・サイドとレンフラッド・ラージューブが病死するシーン。

この1章と2章のシーンは本編の根幹には何か特別な関係があるシーンでは無い模様です。

Ⅲ.殺人

ヌーツィオ・バスクアが二等航海士エドワード・ニコルズにナイフで刺殺されるシーンは、周囲を見ると貨物甲板で乗客用倉庫のドアが開いており、更にドアの前ではフォルモサ(台湾)の王族としてスケッチされているラウ・ホクセンが倒れていました。ホクセンは恐らく王族の付き人という立ち位置で、倉庫内に保管していた箱と貝殻を警護していたところニコルズに襲撃され倒れていたと思われます。

更に倉庫内では箱の引き出しが開いており貝殻も見えている状態で、ニコルズが箱と貝殻を見ていたところ、たまたま降りてきたバスクア氏に怪我をしたホクセンを目撃されたため、ニコルズはその口封じのためにバクスア氏を刺殺します。

ホクセンがバクスア氏殺害の濡れ衣を着せられ銃殺刑の場面はニコルズも立ち会っているのですが、このシーンでは二等航海士付き司厨手のサミュエル・ギャリガンがニコルズに何かを耳打ちで伝えている様子が見れます。

その後、ニコルズやギャリガンを中心とした6名がフォルモサの王族のリム・ブンランとシア・イトベンを人質に取り、合計8名が箱と貝殻を小舟に乗せてオブラディン号を脱出。4章へ話が続きます。

 

箱と貝殻については元々フォルモサの王族が所有していた貨物であり、それにニコルズが目を付けたことで話が動き始めたと考えられます。ニコルズは乗船前、もしくは乗船後に程無くして箱の存在を知り、中身を確認するためにホクセンを襲撃。

ギャリガンの耳打ちについては2つの仮説があり、①ニコルズの命令で箱と貝殻について何かを調べていて結果を報告した、②もしくは既にニコルズが略奪を計画しており準備が整ったということを報告した。と推測しております。

Ⅳ.出現

オブラディン号を脱出した船外でのシーンが中心となる4章。

このシーンの中ではフォルモサの王族の会話として「あの箱は、絶対に海に落としてはダメよ」「魔物が現れたら、お伏せください」という会話が存在します。フォルモサの王族達は箱と貝殻の力を理解しており、箱と貝殻が魔物を引き寄せることを読み取れます。

この会話の通り海から怪物が現れ、フォルモサの王族であるリム・ブンランを含め、5名が怪物に襲われて命を落とします。

フォルモサの王族達は腕を拘束され身動きを取れない状態でありましたが、もう一人の王族イトベンは怪物に襲われる中で、腕の拘束を解除しギャリガンをナイフで刺殺。箱の上部を開け腕を入れると、光線?呪い?が怪物へ放たれ、怪物たちは力を弱めます。

箱に腕を入れたイトベンは焼死という扱いで亡くなりました。ゲーム上は感電死、毒殺でも正しい死因として判定されますが、箱の力で殺されたと考えられます。

この後の取引の章では貝が箱の上部の液体の中から発見されており、この箱に腕を入れるシーンでイトベンは右手に貝を持っており、貝と箱の中身が反応?することで光が発せられたと思われます。

 

ニコルズについては箱と貝殻、さらに怪物3体を小舟に乗せてオブラディン号へ戻ったところを銃殺されるされることになります。

ニコルズは銃殺されるシーンで「宝を持ってきた」というセリフからも、箱や貝殻が持つ力についてあまり理解をしておらず、貝殻を”美しい宝”という認識で持ち去ったと思われます。

怪物が出てきた瞬間に至っては頭を抱えてうずくまっている描写があり怪物等の登場も想定していなかったことが推察できます。

怪物を連れ帰ったことについては、単純に怪物自体の珍しさの他に、怪物3体の内2体が貝殻を持っており、貝殻を持ち帰るために連れ帰ったという推測もできます。

次のシーンになりますが、貝殻を取ろうとすると暴れるため、貝殻を取らずにそのまま怪物ごと持ち帰ったと考えられます。

Ⅴ.呪われた獲物

箱と貝殻、さらに怪物3体が船へ収容されます。フォルモサの最後の一人であるタン・チョウはここで怪物の棘に殺されることになりますが、「貝殻を守らねば、我々は皆死ぬ!」というセリフを残します。

また、怪物を運ぶシーンで「きれいな貝殻だな。よく見せろや。」と言いながら怪物と一緒に運ばれる貝殻に手を伸ばした?トーマス・セフトンは、怪物の尾で強打され死亡します。

この2つの描写からフォルモサの王族たちや怪物たちにとって、貝殻に重要な意味が込められていると考えられます。

Ⅵ.海の兵たち

巨大なカニのような怪物との戦闘が描写されており、多くの乗組員が命を落とします。

Ⅶ.破滅

巨大なイカの怪物(クラーケン)との戦闘シーン。多数の乗員が死亡、行方不明となります。

Ⅷ.取引

4章でニコルズが持ち帰り、船尾倉庫内に収容されていた怪物の内、2匹は船長に殺され、1匹は他の乗組員たちの手で海に返されました。その後は怪物たちの襲撃が止んだことから、収容していた怪物が他の怪物を呼び寄せたと推測できます。

船長は3匹殺さずに2匹を殺し(1匹を残して)船尾倉庫を去るのですが、これは2匹を殺した時点で怪物たちが遠ざかっていったものと思われます。

残された1匹を逃しに来た乗組員たちの会話で「3つめの貝殻…!船長が全部捨てたかと…!」というセリフから怪物が持っていた貝殻は船長が捨てており、そもそも怪物たちは貝殻を捨てられたことへの怒りから、他の巨大カニ、巨大イカを呼び寄せと考えられます。

初めから貝殻を持っていなかった1匹は、すぐそばの箱の中に3つ目の貝殻があることを知っていたため、怪物を呼び寄せることはしていなかった。3つ目の貝殻は4章でイトベンが右腕ごと箱の中の液体に浸けたもので、フィリップ・ダールが箱から取り出しますが、右腕が溶かされ死亡します。

Ⅸ.脱出

ヘンリー・エバンズ医師を含めた数名が脱出。このオブラディン号の数少ない生存者となります。

脱出後の船に残ったものたちは、船長への不信感や怪物や貝殻のもつ価値から、船を乗っ取りや貝殻の強奪を考えます。

士官候補生のトーマス・ランケが船の乗っ取りを聞いてしまい、ナイフで刺されたことを皮切りに多くの人が死亡。

掌砲手オーラス・ヴィアテルらの乗っ取りを阻止するためとも考えられますが、どちらかというとブレナンたちが貝殻を自分のものにしたかったがためにも見えます。

Ⅹ.終幕

このゲームで最初に見たシーンに戻ります。貝殻をあると信じて船長を襲撃しますが、船長の申告通り既に貝殻は船にはありません。

それでも襲いかかる乗組員を殺すと、船長はひっそりと自害しオブラディン号は滅びました。

まとめ

貝殻と箱(正確には中の液体)に不思議な力があり、フォルモサの人たちはそれを守ろうとしていましたが、貝殻に魅せられ強奪を企てた乗組員たちにより怪物を呼び寄せてしまい、多くの乗組員は死亡しました。

その後も貝殻を宝だと考えて奪おうとする乗組員や、船長への不信感を募らせた乗組員たちが、既に船上にはない貝殻を争い続け、ついに船は滅びました。

フォルモサの人たちは何故あの貝殻を理解した上で宝として持っていたのか、など残っている謎はまだまだありますが、本編から集められる情報は以上でした。

正直自分でもやや苦し紛れなとこもあり、謎の残る考察と思いながら書いています。

また改めて本編をプレイし追記は続けていきます。

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